2006年11月10日

高田エージ(SUPER Goooooood!) 渋谷クラブクアトロ 2006.11.3

高田エージが帰ってきた。クアトロに帰ってきた。
今年で4年目を迎えた「Thank You Japan!」
一番最初にこのタイトルを目にした時は笑っちゃった。
渋谷のひとつのライブハウスで「Japan!」だもの。なんと大袈裟な!と。

でも、年々それが大袈裟じゃなくなってきている。
見るたびに「なんなんだ!これは!!」となるんだな。

SUPER Goooooood!のサイトにある高田エージの日記。
日付に注目。7月26日の次の日記は9月5日になっている。
ご本人言うところの「緊急強制夏休み」である。

8月末に横浜サムズアップに行った時の事を思い出す。

チャージ、ゼロ?なんで??
いつもと違う祭りの雰囲気。
他の出演者全員で、一生懸命盛り上げた夏祭り。
でも、高田エージはそこに居なかった。

サブステージでHOT ROD CATSがプレイしている。
彼等はいつもSUPER Goooooood!の直前のステージだ。
会場をうまい具合に暖める、重要な役割を今年も着実に果たしている。
ただし、その前に既にKen Ken of INVADERSの暴発とも言えるステージにより
昨年よりも、既にテンションはオカシくなっていたのだが。

そのステージが終わりに近づいた時から異変は始まった。
異変と言ってもそれほど間違っちゃいないだろう。

殆どのオーディエンスが、まだ暗いメインステージの方を向いているのだ。
首だけじゃない。演奏しているステージを向かずに、もうメインステージに注目しているのだ。
お客さん、まだ準備中ですよ。
そんな事知った事じゃあ無い。もうすぐ始まるんだもの!

その会場全体から発せられる「ドキドキワクワク」の空気はイントロダクションの間、段々と圧縮されて。。。
そして…来た!「King of Yeah!」

瞬間…会場が真っ白になった。
全ての音と色彩が、クアトロの中でスーパーノヴァ状態になった。
何も聞こえない。何も見えない。

そして、目に見えない筈の…エネルギー、オーラといった類のものが、ハッキリと見えた。

これは経験で書くが、ライブステージのテンションがアガっていくと、色が段々無くなっていく。
最初は鮮やかな原色が弾けるようになる。その上が、レインボー状態になる。
更にアガると…白くなる。
この日は、その「白」が更に輝いた!

僕等は、何処かへ連れて行かれてしまったようだ。

今年のSUPER Goooooood!は、まさに変幻自在。
一曲ごとにメンバー構成が変わる。そのどれもがSUPER Goooooood!
おかしいな、去年のアレはなんだった?一昨年のは?

アレも凄かったんだけどなあ。この「凄い」は、青天井なのか?
どこまで行ってしまうのだ?
もう、おなじみの曲の数々。イントロが流れれば皆が「アレだ!」となり、
そしてその時点でお祭り再開。
じゃらんじゃらん、BaliBelly、宇宙の鼻クソ、BUDDY、King of Yeah…毎年やってるのに、
どうして毎年違うんだろう。
普通こんなに楽曲が受け入れられる時というのは、作品が一人歩きを始めている時と
思っているのだが、SUPER Goooooood!の場合は違うみたいだ。

特に終盤。「海の男のロックンロール」「永遠」は、異次元の出来。

昨年のエンディングは「永遠」の大合唱だったが、今年はまた違う。
勿論ステージ上には…もはや数えるのも面倒なぐらいの人…30人以上の出演者が勢揃いでの大熱演!
「永遠」はもはやスタンダードとなった感がある。
これからも恐らく、ずっと残る曲となるのだろう。
そして、どうにも抑えきれない気持ちを僕らに与え続けてくれるのだろう。

永遠、で終わっても良かったのだ。それでもよかった。
でも今年の高田エージはそこで下がらなかった。
山のような出演者達がステージを去り、彼一人になった。

気のせいかな。いや、違うだろう。
今年のこの会場のうねりは、やはり違ったのだ。

少し目を赤くした彼が、静かに演り始めたのが「星空の下」。
嵐の後の、つむじ風。

しみた。
ああ、この時間が永遠だったらと。
いつまでも祭りが終わらなければいいのにと。
会場を埋め尽くした観客のひとりひとりが、恐らくそう思いながらステージに集中する。
そう「永遠」は曲でもあり、テーマでもある。

そして、祭りが終わる瞬間の、あの空気を震わす歓声。
この「ゾクッ」とする感覚を味わう為に、1時間30分。
無駄な時間なんて、一秒もない。
クアトロが全力で駆け抜けた。休むことなく。


これ以上、スゴクなってしまったら、いったいどうなるの?
僕等はドコまで行けるのだろう?
高田エージは成長し続ける。
SUPER Goooooood!は成長し続ける。

そして、たぶん…

来年も僕等は目撃する筈だ。想像を絶する、という事がどういう事かを。
それは、日常の中にいつもは潜んでいる。
日常のフリをした彼等に、提供されるのだ。


今年も、非日常空間をありがとう。
凄い凄いとしか言えません。でも、やっぱりあなたは凄い。



昨年の観客業報告書を書いた時、最後に「来年もう一度書かせてくれ」と書きました。現在、観客業は休業中ですが自分へのリベンジも含めて、書かせて頂きました。セットリスト等は今後掲載予定はありません。
また、観客業という状態ではありませんが、ライブ、相変わらず出かけてます(笑)
節目節目では、報告書という形をとって参りますがそれ以外のものについては
「Spectator's Podcast」というポッドキャストの形で発信していければと考えております。そちらもチェックしてみて頂ければ幸いです。
posted by ユタカ at 15:40 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 観客業報告書
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